全国定期総会及び近畿支部総会報告
日時 | 平成28年6月11日(土) 12時30分~17時 | |||||||||||||||||||
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会場 | ホテルグランヴィア大阪20階「名庭」 | |||||||||||||||||||
参加者 |
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今年の定期総会は8年ぶりに近畿支部での開催となりました。過去2回はいずれも京都で行いましたが、今回の会場には大阪駅直結のホテルグランヴィア大阪を選びました。近畿支部総会、定期総会、記念写真撮影、講演会、懇親会の順で進行しました。
以下、その内容について報告いたします。
近畿支部総会
藤田 正昭近畿支部長(A42)の挨拶の後、議長に竹内 義彦氏(A41)を選出し、議事に入りました。
(二)平成28年度事業計画及び予算案
(三)平成28・29年度支部役員改選
以上について審議し、原案通り承認可決しました。
支部役員を若い会員からとの掛け声のもと、平成卒業の理事も選出されました。また、会員の意見として、是非女性の理事を!との声があり、今後の課題になりました。
全国定期総会
堀 理事長の挨拶があり、多数の会員に出席頂いたことに感謝の言葉とともに、次なる100周年に向けて工業会のより一層の活性化をとの挨拶を頂きました。
続いて、岩井副学長からご祝辞を頂戴いたしました。少子化、厳しい財政のもと、福井大学及び国立大学全体を取巻く状況や、同窓会との連携、支援の更なる強化などについてお話しいただきました。
そんな中、学生たちの頑張っている様子や、世間や関係先から高い評価を得ているとの明るいお話も頂きました。
議事に入り、
(二)平成27年度一般会計及び特別会計・基本金決算報告、監査報告について
(三)平成28年度事業計画について
(四)平成28年度収支予算案について
(五)平成28・29年度役員改選について
いずれの議案も異議なく承認されました。
(六)その他、報告一、工業会誌67号発刊について
一、「工業会ホームページ」について
一、「工業会学生表彰」について
一、大学主催「平成28年度ホームカミングデー」について
以上にて、定期総会は終了しました。
記念写真撮影
出席者が多く、写真会場に収まらず、2班に分割して撮影しました。
講演会
初めての試みとして、関西を代表し福井県ともご縁の深い企業として、関西電力株式会社原子力事業本部に講演の依頼を打診したところ、適任の講演者として常葉大学経営学部教授 山本 隆三先生をご紹介いただきました。
経済とエネルギーの関係『日本経済復活の条件』とのタイトルで、各種データを駆使してわかりやすく興味深いご講演でした。
- 日本経済はエネルギー政策を間違うと大変なことになる。
- 日本のエネルギー安全保障は危機的レベルにあり、改善のカギはエネルギー源と供給基地の多様 化である。
- 中でも再エネと原子力の利用がカギとなる。
- 日本経済の復活のカギは製造業の成長にある。
- その成長を支える一つは環境とエネルギーにかかる新技術。
- 蓄電技術・二酸化炭素の捕捉、貯留・新世代自動車・原子力発電が注目される。
等々目からうろこ的な話もあり、60分の講演時間が短く感じられました。
懇親会
お嬢様トリオ『アーモニカトリオ』によるミニコンサート20分のあと、お待たせしました!いよいよ懇親会です。
まず、福井大学小野田工学研究科長のご挨拶を頂き、今年4月から新教育研究体制をスタートさせている、これまでの8学科から5学科11コースに再編しているとのことでした。
また政務多忙の中、支部会員でもある左藤 章衆議院議員からもご挨拶いただきました。
アーモニカトリオのBGMも聞こえないくらいにテーブルを飛び越えての懐かしい談笑のうちに時間が過ぎてしまい、来年度開催担当支部の畑 孝幸福井支部長による万歳三唱で閉会となりました。
近畿支部内で精一杯の準備を重ね、工業会事務局にも多大のご支援を頂きましたが、行き届かなかった点も多々ありました。どうぞお許しいただきたい。
また当日、福井大学 浅田 勝彦名誉教授、工業会支部長全員のご出席を得ましたこと深く感謝し、厚く御礼申し上げます。
(近畿支部支部長 藤田正昭(建築学科42年卒)記)