全国定期総会及び関東支部総会報告
今年の定期総会は、2010年度(H.22)以来8年ぶりに関東支部での開催となりました。昨年度に引き続き建築・建設系の役員が幹事役を務めました。
| 日時 | 平成30年6月9日(土) 14時～17時30分 | |||||||||||||
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| 会場 | 四ツ谷「主婦会館」東京都千代田区6-15（ＪＲ四ツ谷駅麹町口 徒歩１分） | |||||||||||||
| 参加者 |
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1. 支部総会
亀井 関東支部長
70回目を迎える関東支部総会は、支部事務局の國枝毅（建築学科‘84[S.59]卒）の司会で進行し、総会開催に当たり、亀井孝秋関東支部長（建設工学科‘73[S.48]卒）の挨拶で始まり、慣例に従って支部長が議長を務め、以下の議事に入りました。
（一）平成29年度事業報告及び収支決算報告、会計監査報告
（二）平成30年度事業計画及び予算計画について
（三）平成30年度･31年度支部役員改選について
其々支部事務局から報告・説明があり、すべて異議なく満場一致で承認・可決されました。
2. 定期総会
まず、この一年の間に亡くなられた会員のご冥福を祈り黙祷が捧げられました。
次に、堀照夫工業会理事長（繊維染料工学科‘69[S.44]卒）よりご挨拶があり、多数の会員の出席に謝辞を頂くとともに、大学を取り巻く厳しい環境において工業会が大学を支援していくことの大切さを力説頂きました。
続いて、眞弓光文学長よりご祝辞を頂戴いたしました。福井大学と福井医科大学の16年前の統合を経て、現在は４学部（うち工学部については８学科から５学科）に改組し、さらに2年後の大学院の改組もあわせて、より柔軟に高度な教育を受けることができる組織改革が進められていることをご紹介頂きました。さらに、大学の存在意義を高めていくためには、地域の方々や卒業生からの物心両面での支援・支持が不可欠であることを強調して頂きました。
総会規程に則り、議長として亀井関東支部長が選出され、以下の議事に入りました。
（一）平成29年度事業報告について
（二）平成29年度決算報告及び監査報告について
（三）平成30年度事業計画について
（四）平成30年度予算案について
（五）役員改選について
其々本部事務局から報告・説明があり、すべて異議なく満場一致で承認・可決されました。
（六）その他、報告
- 功労者の表彰・記念品の贈呈
- 大学基金への寄付金の贈呈
以上にて、定期総会は終了となりました。
 堀 工業会理事長 |
 眞弓 福井大学学長 |
3. 講演会
「東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて進む新国立競技場建設」と題して大成建設㈱の建築本部技術部ＢＩＭ推進室長の岡部清幸氏（建築学科‘80[S.55]卒）から、まず、神宮外苑の陸上競技場の歴史・経緯として、大正13年竣工の陸上競技場に始まり、昭和33年竣工の前国立競技場を経て、新国立競技場のザハ・ハディド案にも触れながら、最後に現設計について説明して頂きました。
現在建設中の新国立競技場は「杜のスタジアム」と言われ、いくつかの特徴のうち、以下の５つの特徴について解説して頂きました。
（二）構造材としても木を多用
（三）自然の風を活かす工夫
（四）シンプルな建物構成等による施工促進
（五）高性能な制振構造
また、工期が36ヶ月と非常に短いため、様々な技術開発や、周到な実証実験が行われ、それらと現場での工夫とにより、現在は順調に工事が進んでいることが良くわかりました。完成が楽しみです。
4. 記念写真撮影
一部のテーブルを一時移動して、正面ステージにて学科の4系列毎に記念写真撮影を行いました。
機械系
電気・電子・情報系
繊維・工業化学・応物系
建築・建設・環境系
5. 懇親会
次にご来賓の岩井善郎副学長（産業機械工学科‘72[S.47]卒）からご祝辞を頂き、福井一俊工学研究科長（応用物理学科‘80[S.55]卒）の乾杯の音頭で懇親会に移りました。会員同士久し振りに会ったことで話も弾みました。
また、今年も辻本菊夫氏（建築学科’70[S.45]卒）の出題の趣向を凝らしたクイズがありました。福井に関連したクイズや地理やことわざについてのクイズなど多方面にわたる12問の択一式クイズが出題され、正解数の多い順に約20名の方々に、福井の地酒や海産物・工芸品などの様々な福井の名産品が賞品として手渡され、大変盛り上がりました。 2年ぶりに、福井県の東京でのアンテナショップの『ふくい２９１』南青山店から、当会場に出張販売に来てもらいました（クイズの賞品は、そこから事前に仕入れたものです）。
さらに、福井高等工業学校校歌・福井大学学歌を会員皆で合唱し、昔を懐かしみました。
最後に、井上彪 前副理事長（建築学科、‘60[S.35]卒）から中締めのご挨拶を頂き、次回の再会を期して、河崎隆 新関東支部長（産業機械工学科、‘88[S.63]卒）の閉会の言葉で散会となりました。
（文責：建築学科S.59年卒業 事務局 國枝 毅）