支部総会報告 福井支部
日時 | 平成28年6月23日(日) 13:30~18:00 |
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会場 | 鯖江市 サバエ・シティーホテル |
参加者 | ご来賓 岩井 善郎副学長 福井 一俊工学研究科長 堀 照夫理事長 講師 越前町織田文化歴史館 学芸員 堀 大介 様 会員 畑 孝幸支部長 他70名 |
はじめに
福井支部では5つの地区を3グループに分け、各グループが輪番で支部総会の運営を担当しています。今年の福井支部総会は丹南地区(通称、丹南会)と嶺南地区が担当し、鯖江市で開催することになりました。
丹南地域の産業活動は県内トップで、日本を代表する大手企業が複数存在し、そこに勤務している会員の数を調べてみると200名程度にのぼり、丹南地区と嶺南地区の会員数約1,900人の1割となります。総会に参加する会員数が少ない中で組織を頼ればより多くの参加者が期待できると思います。今年は村田製作所の会員の中から14名に参加していただきました。総会を担当している者としてとてもありがたく感謝しております。
講演会講師について
講演会のテーマを探すように本部事務局から打診があり、暗中模索をしているなかで、奥越支部の岡田氏より「昨年度、白山開山1,300年の記念行事があり、泰澄大師の伝記はなかなか面白い」と聞いて織田文化歴史館を訪ねました。対応していただいた学芸員は文化史学博士号を持った若い学芸員の堀大介氏でした。講師としてお願いしたところ快く承諾していただきました。後に他から聞いた話ですが、堀氏は若いけれどもなかなか面白く評判の良い講師であるということでした。
支部総会
総会が開催されるまでの間、福井大学の校歌と学生歌がBGMとして流れ、学生時代を彷彿と思い出させるような雰囲気の中で出席者が続々と会場に入ってきました。
総会の司会は(新)嶺南地区長 西本氏が担当し、開会の辞を宣言しました。
総会に先立ちこの一年間に亡くなられた物故者会員のご冥福を祈り黙とうをささげました。
その後、畑 福井支部長の挨拶がありました。
次に来賓 岩井副学長よりご祝辞を賜りました。その中では大学の財政上の深刻な状況についてのお話がありました。
議長は規定により畑孝幸福井支部長を選出し、議事に入りました。
1. 平成29年度事業報告及び決算報告、監査報告
2. 平成30年度事業計画及び予算案
3. 役員改選について
以上について審議し原案通り承認・可決しました。
4. 功労者表彰
工業会に対する長年の功労を称え、福井支部の元坂井地区長 浅田能成氏と前嶺南地区長 新谷吉一氏に対し、表彰状と記念品の贈呈がなされた。
閉会の辞を司会が宣言し福井支部総会を閉会しました。
休憩時間を利用し、参加者の記念写真を撮影し、懇親会後写真を手渡しました。
講演会
講師の研究されている専門の分野で「泰澄大師と白山信仰」と題し、講演していただきました。氏は現地主義で、自ら実際発掘を行ってかなりの数の遺跡・遺物等を発掘されていて、その様子をスライドで説明していただきました。
会員は時間を忘れ、話に夢中になっていました。
講演会の後、懇親会に入りました。
懇親会
ハープ演奏に導かれながら会員は懇親会会場に入り、なかなか風流なことと感じられました。
開会の辞は司会者である私、平井康夫が宣言しました。
懇親会に入る前に、今春の叙勲を受章された松本 忠先生(79)と教え子が壇上に上がり、皆で先生を囲んで花束贈呈をいたしました。叙勲は瑞宝中綬章で、電気回路及びシステム理論で著名な功績を上げられたことに対するものです。誠におめでとうございました。
来賓祝辞は、福井 一俊先生(工学部長・工学研究科長)よりご祝辞をいただきました。大学の現状を熱く説明され、大学に対する寄付を要請され、本当に大変なことだと感じられました。
懇親会が佳境のうちに、万歳三唱を次期総会担当 福井地区長 清水 則明氏にしていただきました。
閉会の辞は、総会で新たに就任された丹南地区長 天谷 幸弘氏が宣言し、来年の総会での再会を誓い、解散となりました。
(文責:福井支部丹南地区 丹南会事務局 平井 康夫)